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SONGS 11月17日


私はKinKi Kidsのファンだ
だから2人のことが好きだし
だからこそフィルターがかかってしまう
それでも今回のSONGSは少しでも多くの人に届けばいいと思ってしまう内容だった

どうして彼らに魅了されてしまうのだろう
それは今まで何度考えたことかわからない
何度感じたことかわからない

ファンは仲良しこよしでいてほしい
と語る光一こそKinKiに夢を見ているようにも思える
それはKinKiは2人が創り上げてきたものだが、偽りはいらないと言っているともとれる
実際、私個人としては2人に仲良しこよしでいてほしいとは思わない
当人もそうしようとしているわけではないのにその空気が、空間ができてしまうのが何よりも好きだから

遠くから見守る愛もある
と語る剛
度々彼が口にする「干渉しない」
に繋がるものだと思うけれど
それは相手への愛なんだと
それが不器用な彼なりの愛なんだと
そう思った

デビュー曲である硝子の少年
難しい曲
頑張れという吉田拓郎氏、松本隆氏からのメッセージ
このデビュー曲こそ最初のレベルを上げたものとなった
だからその後もそれ以上のものを創ることのできるグループになったのだと思う

それなのに2人は正反対だった

ソロでいる時もグループでいる時も

本人もフィジカル的にきついと語る舞台をもう何年も主演で演じている光一が「怖い」と語る顔に嘘はない
だからといって逃げるわけではなく最低限のレベルをあげる、そうすれば本番ではもっといいものを届けられる、妥協をしない
口にはできても実行できる人はどれほどいるのだろうか
だから彼に魅了を感じる「アイドル」という枠組みを超えて
KinKi Kidsをアイドルだと思ったことはないと以前彼が口にしていたように
堂本光一だから魅了を感じるのだ
お客さんに届けるものだからと言うが が仮に観客がいなくとも彼は彼のままエンターテイメントを創りあげるだろう
夢を見せるビジネスの中で生きる彼は完璧を求められる
一度世に出たものは修正が効かない
カタチある商品であればそのモノを回収すればいい
しかしカタチのないエンターテイメントの世界でモノの代わりとなるのは人の心だ心を回収することができるだろうか
それさえ熟知した上で彼はエンターテイメントの一部として生き続けている

対照的に剛は感覚でものをこなす人だ
アーティストとしての彼はなんでも器用にこなす、まさに天性の才能を持つひとである
リハの映像でも決めずに感覚でその場の雰囲気で行われていた
手抜きだと思われるもしれない
しかしその場から受け取った空気感をその場でカタチにすることは容易ではない
「やってみようか」で奏でられる世界がこんなにも艶やかで麗らかであるのは、その中心にいる彼が摘み取ったその瞬間が彼の手によって色付くからなのかもしれない
だから彼の世界においては世界を創っているのではなく世界を生み出していると表現した方がしっくりくる
頭で考えるより感覚で行動するのに
人としての彼はあまりにも繊細であまりにも儚くて
天が彼に与えた数えきれないほどの才能が逆に彼を苦しめること
傷つき傷つけ自分が消えかける中で
彼もまた逃げずにここまできた
彼のことがわからなくなったと立ち去る人がいたことアイドルのすることではないと説教されたこと
それでも今があるそれだから今がある
こうして今、彼が笑う顔が見られることがこの上なく嬉しい
先日ミラノコレクションで音楽を担当したことを淡々と話す彼に
音楽において舞台の違いは彼にとってはどうでもいいことなんだと感じた
彼から少しでも目を離すと取り戻すのが難しくなる
それでも思いもよらない世界をみせてくれる堂本剛に沢山の感謝と愛情をこれからも注いでいきたいと切に思う

2人のタイプが違うからこそのKinKiであり、同じであったら面白くないグループになる
光一の言葉に彼がそれをKinKiの魅力として捉えていることに嬉しくも切なく感じた
KinKi Kidsは2人組である
だからKinKiを語ることはもう一方を語ることに繋がる
一瞬映った2人のリハーサル風景
淡々と踊る剛とひとつひとつ動きを確認していく光一
Nalbumに収録されている剛が作った曲、「陽炎〜kagiroi」に振りをつけた光一その人の前で淡々と踊って見せた剛にそんなに簡単にやられちゃうとなー。と言った努力の人は今まで多才の彼の隣で何を感じてきたのだろうか

ソロではお互いが入れない世界を作らなければいけない、KinKiでは他のアーティストが入れない世界を作らなければいけない
これは干渉しないことや愛というよりは相手へのリスペクト、自分の信念、そしてKinKiに対するプライドのように思えた
そもそもグループとソロを分けていた剛が今回グループでソロをすることは衝撃だった
だが、先程の3つが確立された今、グループでソロをしようが何かが揺らぐことはなかった
先日のツアーで街が聞けたこと
あの空間を忘れない、忘れたくない
儚くも強い彼の歌声に静まり返る会場もこの人のある世界に光が指していることへのときめきも

薔薇と太陽でみせられた
光一がダンス、剛がギターの演出に
今まで触れられずにいた何かが壊れた音がした
一つのステージで違う魅せ方をしているのにそこにあるのは間違いなくKinKi Kidsであった
15周年の際、1人で生放送にでた光一が「KinKiも15周年なんですけど今日もなんでひとりなんだろう」と言ったこと
それに返事をするかのように剛がwebで書いた「ぼくも」の三文字
時を経て20周年を迎える2人が同じステージにいること
ツアーを終えて楽しかったという2人に心からのありがとうとおめでとうを届けたい

相方について
ユニークな人、得体の知れない人
そう答えた後に今回の番組内で初めて声にだして笑った光一に剛への愛情を感じた
こんなにも端正な顔立ちをしながらコンプレックスを持つ彼はなんでも器用にこなしてしまう剛の隣で何を見て、何を感じてきたのだろうと改めて思う
絶え間ない努力をしている人からすればまさに隣に立つ人は得体の知れないひとなのであろう
二番煎じを嫌う彼の隣にジャニーズとしても新しい道を開いてきた剛がいることは大きな刺激であり、だからこそ今の彼があるのかと思う
彼に対してプレッシャーを感じることがあったかもしれない
歌を歌えばジャニーズ1だと称され
ダンスをしてもその才能を開花させ後輩達の憧れや流行となり
曲作りにおいては繊細さと独自性を兼ね備えた世界を展開し
演技をすればNGをほとんど出すことなくこなし監督からは直々にオファーされ、主演からは才能を分けてほしいとまで言われる
独自のファッションセンスは時代を先取りし、時代を作ってきた
そんな彼がたった1人のメンバーであり人生のほとんどを共に過ごしてきた
それでも才能の花咲く隣で努力を立たせてきた彼は僻み、妬みよりも愛情を向けている
愛情表現が上手くはない人だが漏れてしまう感情に言葉はほとんどなくとも伝わるものは沢山ある
正反対の彼だからこそ堂本剛の隣にいられるのだとも思う
補い合えるのだと思う
今でも階段を降りる時、登る時に光一の優しさがみれるように

相方について
天然なところがいいと
少し真剣な表情で言う剛に光一を大切に思い、考えているのが伝わってきた
王子とも称され、ストイックなことでも有名な彼は完璧主義で堅い人だと思われがちだ
本人も自分を古い人間だと言うことがしばしばある
そんな彼が見せる天然な姿は彼の「素」であり「隙」だ
大人でありながら子供の目をもつ彼はやはりエンターテイメントに生きる人だ

愛のかたまり、略称愛かた
その名の通り
堂本光一が作曲しその相方である堂本剛が詩を書いた
KinKiのことを一番理解していると言い放った光一に2人の間に入る隙など1ミリもないのだと思い知らされる
この曲はKinKiに合うと言いきれるのはそのためである
シングル、アルバム曲ともに曲選考、アレンジに携わり、光一に関しては納得がいかなければたとえ提供曲であっても歌詞や曲名の変更をすることもあった
まさに、とある先輩がいうようにアーティストである
そして2番の歌詞に光一を思い浮かべずにはいられない剛の歌詞にKinKiへの愛を感じる
彼の歌詞の表現力はずば抜けている
感情を言葉に当てはめるのが上手いだけでなく言葉を変換する才能にも長けている
こうしてできた愛のかたまりはファン投票1位の曲でありコンサートでも定番の曲である
後輩や他のアーティストからの人気も高いが大切な曲であるだけにコンサートで歌うのはたまにでいい、歌うのは2人でいいと思うファンが多くいる
私もその内のひとりである2人が作った曲だと知らない人に語られると尚更だ
それでも2人は2人で作った2人の曲であるこの愛のかたまりは2人以上はないという確信があるからか、閉じ込めようとはしない

最後の人に出会えたよね

この歌の最後の歌詞にKinKi Kidsの全てを思う

今まで色々なことがあった
これからも沢山のことがあるだろう
それでもこの2人だから好きでいたい
私の好きの矛先がこの2人であって幸せだ

同じ年に100日違いで生まれ
同じ関西出身、同じ堂本という苗字
そんな2人が2人だけで存在する奇跡に
この上ない尊さと唯一無二であることに誇らしさを感じる

1年のうちでKinKiとしての活動があまりにも少なく不安になる
勝手な空想と妄想に翻弄され不安になる

それでも一度会いに行けばそこには変わらない世界、誰も入れない世界がある

全曲生歌生演奏、プロのダンサーを従えた圧巻のステージ
セットやレーザー、緻密に計算された演出
長すぎて本気でスタッフに怒られたMC


今を生きる堂本光一堂本剛の2人からなるKinKi Kids
今後も感情を揺さぶられて
私もまた今を生きていきたい